『とよ』出荷!
石毛おうち牧場です。12月末に小料理屋けいこさんの予約が取れて喜んでいる石毛です。雪が降らないことを願います。前回から少し時間が空いてしまいましたが、季節の変化を感じるたびに行きたいな~という話をしていました。どんな料理が出てくるのか今からワクワクです。岡山に来て、地域の方に野菜を頂いたり、イベントに行ってこだわりのものを食べたり、本物との巡り合いを楽しんでいます。本当に世の中知らない世界や、知らないことが多くあります。同じ野菜、肉でも全然違いがあってそこにはぞれぞれ背景や物語があって。豚肉も最初は自分で食べれることへの楽しみが大きかったですが、だんだん食べたいと思ってもらえたり、美味しかったと言ってもらえることの嬉しさの比重が大きくなっています。ど素人が始めたことですが、逆にそれがいいこともあるのかもしれません。今はまだ始まったばかりでわかりませんし、一長一短でしょうが前向きにやっていきます!他と比べるとダメだと思うので、あくまでもうちのこだわりをしっかりと継続してきたいと思います。
ということで、11月25日に『とよ』月齢14か月のメスの4元豚の出荷を行いました。
4番目ということで『とよ』ですが、『みつ』がオスでサイズ的にパッと決まりました。最初は本当に小さい印象でした。
ちょこちょこ~とかわいらしかったです。ぱっと見、最初にいた2頭は黒、『みつ』は白、そしてこの『とよ』は黒に茶色が入った模様でした。
メスのブタには発情期がくればイノシシが寄ってくると家保から言われていて不安もありましたが、結果的には大丈夫でした。他にオスもいたので寄ってこなかったのかもしれません。

最初は一番小さかった『とよ』も少しずつ大きくなっていきました。それでもずっと優しい子で、新しくきた『ごろう』『むぎ』などともしっかり打ち解けて過ごしていました。
母ブタのような雰囲気も途中出しながらの『とよ』でした。
ただこの子は嬉しいと甘噛み(たぶん本人は甘噛み)が多く、ズボンもひももよくかんでいました。

そんな『とよ』ですが、出荷時の台車への移動は一番スムーズでした!前回が大変だったのでかなりビビッて臨みましたが、なんの抵抗もなく終わりました。
これは自分たちの経験というよりは、確実に『とよ』の優しさ、素直さです。
『かず』『ふみ』『みつ』『とよ』と10月と1月に導入してそれぞれ1年ちょっとが経ち最初とは全然違うサイズになっていった分思い出も多く、そんな4頭が全て出荷を終えました。
嬉しい気持ちと、寂しい気持ちと両方ですが、今はお肉として帰って来てくれるのを待っています。

そして農場には5頭の子豚がいます!
『ごろう』『むぎ』は4月以降の出荷に向けてこれからぐっと大きくなってくれることと思います。
今年の出荷は一旦『とよ』で終わりです。
7月から始まった初出荷ですが、多くの人の協力と、多くの人の購入によって思っていた以上にとんとん拍子で進んでいってくれました。
どれだけ喜びや、幸せな気持ちにできたのかは自信がありませんが、少なくとも自分たちはこれまでとは違う生き方をさせてもらいました。
出荷と一言で言えど、最初はどこなら1頭を受け入れてくれるのか、そもそも選択肢はどれだけあるのか、などからスタートでした。出荷先が決まった後は、どのような方法で行うのか、というのが大きな課題でした。軽トラに載せて運ぶしかないが、どうその上に載せるのかという問題でした。フォークリフトは無理。鉄の柵では重くて無理。そんな中で台車方式を選択し、作り始めたものの、強度問題、タイヤ問題など多くありました。
台車ができてもこれでいけるのかという不安と、いざ農場に持っていくと思ったように配置できない、横の隙間から逃げられそうなど不安は消えませんでした。
色々なことを想像し、最善を尽くしたつもりでもいざやってみると思い通りにいかない現実もたくさんあります。そんな中で『かず』を出荷できた時は一気に道が拓けた気がしました。
そしてお肉として引き取った時にはなんとも言えない高揚感がありました。
そんな日からあっという間に4か月が経ちました。お肉にしている満足感だけでは続かないので、買ってもらわないといけません。
今年出荷の4頭については、買って下さい!という僕らの気持ちに、皆さんの優しさで買ってもらいました。
それは今後も是非お願いしたい(お願いしますね<m(__)m>)ですが、少しずつ純粋に買いたいと思ってもらえる人を増やせるように頑張っていこうと思います。それはこれまでに買ってもらった人にもまた食べたいと思うってもらうことも大事ですし、新たな出会いも大事だと思っています。
長々と書いてしまいましたが、やはりたった1頭ですが、出荷と引き取りは特別な日です。
また案内も出すのでよろしくお願いします。
では今日も頑張りましょう!!!

